避来矢(ひらいしじんじゃ)神社 ~羽生市~

見渡す限り畑の只中です。

「避来矢神社」(ひらいしじんじゃ)という知らなければ読めない名前。
俵藤太秀郷(『新編武蔵風土記稿』)を祀る、鎮守です。
かつては「飛来石神社」と記し、文字が表すまま、石が飛来したことから命名されたと伝えられています。古い言い伝えによれば、下野栃木邑から大きな『石』が飛来したというのです。天文年中(1532~1554)にその石を崇拝し、奉祀したといわれています。

◆「甲石」(かぶといし)と呼び、実際に社殿の裏に祀られています。

周りを柵が囲い、盛り込まれた土の中から少し顔を出しています。撮影時は知らずに撮りました。
館林城主の松平左近将監も、この“甲石”を見に来たそうです。
◆嘉永の狛犬さま

嘉永4年(1851)5月吉日建之


背中の筋肉も美しい・・・

残念ながら阿形の顔が欠けてしまっています

◆石燈籠

嘉永4年(1851)5月吉日建之

◆境内社:富士山


◆境内社:天神宮


欠けてしまっていますが、狛犬? 神使? 独り護っていますね

≪2013.05.03 初夏のような日射しの日に訪問しました

所在地:埼玉県羽生市上村君191
ご訪問、ありがとうございました





