☆☆☆三囲神社 ~墨田区~

拝殿の彫刻

木鼻


◆狛犬さま
阿形

延享2年(1745)5月22日 石工:和泉屋太郎介

吽形



尾立てスタイルの後ろ姿

う”~ん、と・・・ ニヒルな感じ


ぎゃ~~~っはっはっは!!!! て感じ
なんとも言えない、「顔」です。
顔の造作、尾の造作、繊細な美しい姿です


◆ライオン像

********三囲(みめぐり)のライオン像*******
三越の旧池袋店から移した 三越のシンボルであるライオン像は 大正3年 当時の三越呉服店を率いた旧比翁助がライオンを大いに好み 三越本店に一対のライオン像を据えたのに始まる
戦後 本店の像をもとに各支店に設置されている
ライオン像の原形はロンドン・トラファルガー広場の有名なネルソン像をかこむライオン
「現金安売り掛け値なし」という三井の越後屋の画期的な商売の仕方は大いに発展し 明治29年三越呉服店につながる
◆銅壷の台石

ここにも 三越の商標マークがついています
客に出す茶の湯を沸かす銅壷の台石に使われていました
今の三越マークの模形といわれるそうです
明治29年から昭和初期まで実際に使われていたんだそうです!
◆三囲のコンコンさん

享和2年(1802)奉納
目じりの下がった温和な表情を この近辺の職人言葉で「三囲のコンコンさんみてぇだ」と言ったんですって




◆摂社:恵比寿神・大黒神

延宝7年(1679)建之
ここ御祭神の大国、恵比寿の二神は、もとは 越後屋(現在の三越)にまつられていた木像だそうです
またもや三越ですね
狛犬さまも鎮座

延宝7年(1679)奉献

めっちゃ胸板の厚い狛犬さまですね
吽形



かわいらしいフォルムの後ろ姿
◆燈籠

コンコンさんの彫られた燈籠です

◆顕名霊社

ここは三井家先祖を祀っています

前を護っていますね
◆霊社前の狛犬さま



社殿の彫刻は見事です
彫刻の下絵は川端玉章。明治7年建築。平成6年移築
◆三角石鳥居

三井邸から移されたそうです
原型は京都太秦、木島神社(きのしまじんじゃ)にある「木嶋坐天照御魂神社」・・・・と 言われています
◆摂社


奥の方に、御役を終えた神使さんや狛犬さまが置かれていました
私は ここに近寄れませんでした・・・・
わたくし、 ちょっと合わない場所に 近付くと 「ぞわぁ~」 と総毛立つんです。。。
ここはダメでした

◆本殿の瓦に 飛び狛がいましたっ




これ、なんでしょうね。。。 タスマニアデビルのような


この三囲神社は素晴らしい神社でした
三井家や 三越とのつながりの強さが印象的です
狛犬さまも大切にされていますし、見どころ満載です


霊社の尾根越しに スカイツリーが見えました

所在地:東京都墨田区向島2-5-17
ご訪問、ありがとうございました








